ゆめ・まち隊の突撃レポート

阪急阪神カード・阪急阪神ポイント
「STACIAカード会員からのチャリティーコース応募ポイントの寄付」

第36回は、阪急阪神カードと阪急阪神ポイントが取り組む、「STACIAカード会員からのチャリティーコース応募ポイントの寄付」活動についてご紹介します。
(本ページの内容は、2013年6月時点のものです)


STACIAカードの「チャリティーコース」とは
京都・大阪・兵庫を中心に約75万人(2013年2月現在)もの会員を擁するSTACIAカード。阪急・阪神の交通乗車や店舗などでの支払いにも使え、ライフスタイルに合わせてあらゆるシーンでおトクにSTACIAポイントが貯まるサービスで人気を博しています。
このSTACIAポイントの、ポイント交換として「公益財団法人 日本ユニセフ協会」、「あしなが育英会」、「財団法人 世界自然保護基金ジャパン(WWFジャパン)」に寄付できるのが「チャリティーコース」。2004年のカード誕生時から設定されています。
このチャリティーコースに転機が訪れたのは、2009年。グループの社会貢献活動「阪急阪神 未来のゆめ・まちプロジェクト」がスタートし、チャリティーコースに寄せられた寄付額と同額がゆめ・まちプロジェクトからも寄付されることになりました。
「これにより、お客様と阪急阪神ホールディングスグループが一緒になって取り組む活動に発展しました。チャリティーコースに参加するお客様の気持ちが倍になって先方に届くということで、お客様にもお喜びいただいています」と語るのは阪急阪神カードの鈴木さん。
阪急阪神カードの鈴木さん
3団体へ寄付

お客様が参加しやすい仕組み作りを
その後も、チャリティーコースは見直しを重ねています。第一に、受付の単位や期間。現在は、1口100ポイント(100円相当)で、一年中いつでも申し込めますが、実は2010年度までは、1口500ポイントで受付期間は毎年10月~12月のみでした。それを変更した背景には、お客様からのご意見があったと、阪急阪神カードの永井さんは語ります。
「『いつでも申し込めるようにして欲しい』『端数のポイントを充てたいので、一口当たりのポイント数を減らして欲しい』というご要望をいただきました。2010年10月から、STACIAポイントは1ポイントから直接、お買い物の支払いに使うこともできるようになったので、このようなご要望があることは想定していませんでした。ですが、実際には、貯めたポイントを寄付に充てたいと思うお客様が多かったようで、本当にありがたいです」。
この結果、2011年度は約70万円相当、2012年度は約90万円相当と、チャリティーコースへの応募ポイントは年々増えてきています。
第二の見直しは、寄付先です。まず、ユニセフとあしなが育英会に加え、環境保全団体であるWWFジャパンへの寄付を開始したのは2010年度のこと。地球環境への関心が高まる時代の流れを受け、阪急阪神ホールディングスグループでも、カーボンオフセットを実現した摂津市駅が阪急京都線に開業し、日本初の環境保全の取組みに注目が集まった年でした。
次に、2011年の東日本大震災の折には、通常の寄付と併せて被災地支援のための義援金を特別に募集。1ヵ月半という短期間であったにも関わらず、約350万円相当ものポイントが寄せられました。これは、被災地へ寄せる思いはもちろんのこと、「必要とする人に必ず届けてくれる」という阪急阪神のブランドへの信頼がお客様にあったからこその金額です。
さらに「東北復興支援のために長い目で関わりたいというお客様が多いことから、あしなが育英会への寄付の使途も、今は『東日本大地震・津波遺児募金』に変更しました」と教えてくれた永井さん。「チャリティーコース」の運営において、時代の変化だけではなく、お客様の意見にも細やかに対応しているのは、お客様にとってより身近な窓口でありたいという努力の証なのです。
阪急阪神カードの永井さん
寄付総額の推移

チャリティーで大切なのは「継続」
元々「社会貢献に参加したい!」という気持ちがあっても、「どう行動に移せばよいかわからない」という思いを持つ方は少なくないといいます。そうした状況に対して、STACIAカードの「チャリティーコース」は、善意を簡単にカタチにできる仕組みです。この活動の今後の展開について阪急阪神カードの鈴木さんは「何よりも継続していくことが大切です」と力強く思いを口にします。
「私たちはお客様の気持ちがこもった大切なポイントをお預かりして、寄付先に届けるという、いわば『架け橋』。チャリティーコースに参加されたお客様からは『募金が生活の一部になった』『安心して参加できる』などのお喜びの声をいただいていますし、私自身、お客様同士の支援の輪の広がりを感じます。これからもずっと『架け橋』として、お客様の気持ちをサポートしたいですね」。
現在も着々と会員数を伸ばしているSTACIAカード。会員の温かい気持ちに育まれた「チャリティーコース」の『支援の輪』は、今後も広がっていくことでしょう。
チャリティーで大切なのは「継続」

行ってきました!社会貢献担当の当日レポート STACIAカード会員からのチャリティーコース応募ポイントの寄付
STACIAカード

「STACIAカード会員の温かい気持ちと寄付先をつなぐ架け橋として、これからも『チャリティーコース』を続けていきたい」と、熱い思いを語ってくださった阪急阪神カードの鈴木さんと永井さん。今回お話を伺ったことで、チャリティー活動に参加するチャンスは意外と身近にあると知ることができました。
確かに、被災地支援や環境保護に少しでも協力したいと思ってはいても、個人で寄付するのはなかなか難しいもの。どの団体に、どのように寄付をしたら自分の寄付が適切に届くのかを調べるにも手間がかかるし、諦めてしまったという経験のある方も多いはず。

寄付金の詳細は、STACIAのウェブサイトから見ることができます。

一方、STACIAカードの「チャリティーコース」であれば、思い立った時にウェブサイトや電話で寄付先を指定して申し込みをするだけ。気軽に “イイコト”が出来るのが嬉しいですね。また、STACIAカードのウェブサイトでは、寄付の領収書が公開されているため、どの団体にいくら寄付されたのかがわかります。集まった金額の大きさを見ると、たとえ一人ひとりの額は小さくても、たくさん集まれば確かな力になると実感できるので、「また寄付しよう」という気持ちも強くなります。
さらに、お二人のお話によれば、STACIAカード会員のおよそ7割が阪急阪神沿線にお住まいで、チャリティーコースに参加されている方も沿線の方が多いのだとか。阪急阪神沿線が「社会に貢献したい」と願う方々がたくさん暮らす地域であるということを知り、とても嬉しく思いました。
これを機にチャリティーの輪に加わりたいと思ったSTACIAカード会員の方は、STACIAのウェブサイトからチャリティーコースに参加いただけます。ぜひご覧ください。
https://stacia.jp/program/present_top5.html





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