初めて参加した「のせでんレールウェイフェスティバル」は、開始時刻の10時前から長蛇の列を成す大盛況。オープン後、以前能勢電鉄沿線に住んでいたという方が「今日は転居先から来たんですよ」と話されていたり、運転シミュレーターをするこどもが「一番距離の長い駅の区間はどこですか?」と係の方に一生懸命尋ねていたり。地域のお客様と乗務員との距離が近く、気さくにやりとりしているのがとても印象的でした。
ほかにも車掌体験やゲームコーナー、かえっこバザールなど、プログラムは楽しそうなものばかり。家族連れや鉄道ファンはもちろんのこと、応対している乗務員の皆さんも、お客様との交流を心から楽しんでいるようでした。
実際の準備から当日の運営にまつわる苦労などをお聞きしていると、このイベントを運営し、引き継いで来た先輩乗務員への敬意と、能勢電鉄のことを知ってもらいたい、少しでも電車のことを理解して好きになってもらいたい、という熱い思いがひしひしと伝わってきました。
レールウェイフェスティバル2016秋は11月5日(土)開催予定(※)。次回もきっと、みんなが笑顔になれるイベントになることでしょう。※2016秋のイベントでは、「かえっこバザール」のコーナーはありません。 |