2月20日、2008年度のSDDプロジェクトを締めくくる「LIVE SDD 2009」に参加してきました!
大阪城ホールはすでに満員。今回のライブは1万枚のチケットに対して、4万5千名もの応募があったそうです。会場入り口では、飲酒運転をしない・させないことを誓う「宣言カード」を記入。普段は気恥ずかしくて、なかなか言葉にできないものですが、改めて飲酒運転撲滅への思いを文字にすることで、身が引き締まる思いがします。
SDDのライブの特徴は、観客の年齢層が広いこと。私の前の席には、高校生くらいの女の子がいたかと思えば、すぐ近くにサラリーマンとおぼしき40代の男性もいらっしゃいます。それもそのはず、今回のライブでは「Stardust Revue」や、「石井竜也」といった大物アーティストから、「倖田來未」「絢香」といった今をときめくアーティストまで11組が参加しているのです。
これだけのアーティストが揃うSDDライブ。アーティストの歌もさることながら、曲と曲をつなぐMCもとても印象深いものでした。アーティストたちによる飲酒運転をなくそうというメッセージと、会場全員を巻き込んだ「STOP DRUNK DRIVING!」の掛け声。
世代もジャンルも超えた力強い歌声を聴きながら、アーティストや観客と一緒に掛け声をあげていると、「飲酒運転をなくそう」という思いのもとに、不思議な一体感が生まれてきました。
終了予定時刻を超える盛り上がりを見せたライブの締めくくりは、観客の方がパネルでつくったSDDのマークを背景に、アーティスト、観客みんなでの記念撮影。会場からは「STOP DRUNK DRIVING!」の掛け声と、大きな拍手が上がりました。私の前の女の子も近くの男性も、もちろん私も立ち上がって拍手。会場が大きな感動に包まれているのを実感することができました。
ライブの興奮の余韻を引きながらの帰り道。同じ電車の車両の中にSDDのパンフレットを持った乗客を見つけるたびに、思わず親近感を感じてしまいます。ほんの数時間前までは、ただすれ違うだけだった方々と、飲酒運転撲滅の思いを共感できたこのライブ。音楽の力、そしてこのイベントを成功させようと努力した様々な人の想いの強さを、確かに感じることのできたひと時でした。 |